レピドライト 変化 変革の石 精神安定

【和名 : リチア雲母】

レピドライトは、ギリシャ語で鱗【うろこ】という意味の【lepidos】が名前の語源だといわれています。その名の通り、雲母(うんも)の一種で、キラキラした鱗片状の結晶が特徴の石になります。

レピドライトは【変化・変革の石】として知られ、固定概念にとらわれず、今までと違った変化をもたらし達成・成功へと導いてくれると云われています。

レピドライトの石言葉

※精神安定を象徴とする。

※変化・変革をもたらす。

※癒し・安眠・調整

レピドライトの効果・意味言い伝え

今の自分を変えたい・現状を打破し変化させたい時など、過去・常識・思い込みなどから解放し、意識に変化をもたらし、今までの枠にとらわれることなく、自由で新しい一歩を踏み出す力を与えてくれると云われています。

変化への恐れや不安を和らげ、物事の良い方向へ導き、希望をもたらす石として知られています。その他、【精神の安定】を象徴する石として、感情や理性の調和をはかりストレスを緩和してくれると云われています。

レピドライトの浄化・お手入れ方法

レピドライトは鉱物の性質上、水や紫外線に弱いという特徴がありますので注意が必要となります。

※クラスター・セージ・月光浴・サザレ浄化がお勧めです。

レピドライトの主要原産国

アメリカ・ブラジル・カナダ・スコットランド・ロシア・スウェーデン・オーストラリア・ドイツ・チエコ・カナダ・南アフリカ共和国・ネバール・メキシコ・中国・日本・モザンビーク等から産出します。

雲母自体はよく見るありふれた鉱物ですが、中でもリチウムを多く含み、その含有量によってピンク色や薄紫色、赤紫色、灰紫色などの色合いに変化したものをレピドライトと呼びます。クンツァイトやトルマリンなどと共生することが多く、混合した結晶が産出されることもあります。

レピドライト 鉱物学データ

レピドライト【リチア雲母】はペグマタイトという鉱物に属します。しかし、その名称は鉱物名そのものではなく、トリリシオ雲母【Trilithionite:元素記号 – KLi1.5Al1.5AlSi3O10F2】 と、ポリリシオ雲母【Polylithionite:元素記号 – KLi2AlSi4O10F2】の間にある系列名となります。形状や色など見た目から、鱗雲母(りんうんも)、紅雲母(べにうんも)とも呼ばれています。

雲母にリチウムが多く混入したものがレピドライ卜であり、光沢のある独特の灰紫色を生み出しています。
リチウムの含有量によってピンクや赤紫色、紫灰色、白色、無色と様々な色合いに分かれます。

硬度が低くいので衝撃に弱く、鱗片状の結晶になりますので剥離しやすい性質がありますので取り扱いには注意が必要な石となります。

英名 : Lepidolite

和名 : リチア雲母

成分 : K(Li,Al)3(Si,Al)4O10(F,OH)2

色  : 白色、黒色、灰色、褐黄色、帯褐白色、紫色、緑色

結晶系: 単斜晶系

へき開: あり

硬度 : 2.5~4

比重 : 2.7~3.3

鉱物種名 : リチア雲母

宝石名  : レピドライト